こんにちは、主に福祉車両改造を得意とする宮崎県都城市のスピードハウス野口です。私達は、体に不自由がありながらも車の運転をしたい！乗りたい車に乗りたい！又は今乗っている車、好きな車で介護をしたいとう願望を持ったお客様の夢を叶えるために日々真面目に取り組んでいます。！
「外出するのに車いすが必要だけど、体力的にキツくなった！」「介護で車イスが必要だけど毎日の事なのでもっと楽に載せられないかな？」 こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 今回は、車いすを車に乗せられる「車いす収納装置」について、わかりやすくご紹介していきます。
車いすを利用されている方にとって、外出時の移動手段を確保することは大切なことです。でも、田舎だと公共交通機関が都市部みたいに整ってない場合は大変だったりするものです。時に便利なのが、車いすを車に乗せられる「車いす収納装置」です。 今回は、この車いす収納装置の種類や選び方、利用のポイントをご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
車いす収納装置とは
車いす収納装置とは、その名の通り車いすを収納できるように設計された装置のことを考えます。大きく分けて、「車内に積み込むタイプ」と「車の屋根へ取り付けたボックスに収納するタイプ」の２種類に別れます。
車内に積み込むタイプは、車内に取り付けたクレーンの様な車イスを引き揚げる装置を使って、車内に車いすを収納するタイプ。ドライバー自身による車イス収納におすすめです。
車の屋根に取り付けたボックスに収納するタイプは、車の屋根に取り付けたボックスからチェーンの付いた装置が降りてきて車イスを乗せて引き上げボックスに収納します。屋根の上に取り付けるので車内のスペースが確保できますので、大切な人やお友達とドライブやお出かけを今まで以上に楽しむ事ができます。
車いすを乗せられるということは、移動の自由が広く広がるというメリットがあります。遠出の際の移動手段にも事がなくなり、アウトドアなどのレジャーへの選択肢も増えるでしょう。
車内に積み込むタイプ
車内に積みこむタイプの車いす収納装置には、主に２つの種類があります。
車内２列目に積み込むタイプ
運転席後方に取り付けるピラーリフトと言うクレーンの様な装置を使い、車いすを後部座席に乗せられる仕組みです。 車イスが40kgまで吊り上げ可能です。 ２列目の広いミニバンやスライドアなどの車種によく改造して取り付けます。ドライバー自身による車イス収納におすすめですが
ピラーリフト
トランクやラゲッジスペースに収納するタイプ
トランクやラゲッジスペースにカロリフトと言われるクレーンの様な装置を起こして車イスの収納を行うタイプ。 トランクの広い大きなセダンやステーションワゴンやハッチバックの車に取り付けます。
吊り上げ能力は４０kg、１００kgがありどちらも電動での作動でボタン操作一つで自動的に上昇下降してくれるので、持ち上げるよりスムーズに車イスの載せ下ろしができます。
外付け式車いす収納装置
外付け式の車いす収納装置には車の天井にチェアトッパーと言われるボックスを取り付けボックス内に車イスを収納します。吊り上げ能力は20kgまでとなり折畳タイプの車イス推奨です。
チェアトッパー
チェアトッパー
チェアトッパーは車の屋根に取り付けるので
選び方のポイント
様々な種類の車いす収納装置がありますので、自分のライフスタイルに合った製品を選ぶことが大切です。主な選択のポイントは以下の通りです。
車や車いすの種類、車イスユーザー本人が使用するのか介助する方が使用するのか？
まずは自分の車両と車いすの種類を確認しましょう。 車載式の場合は、車いすに適合するスペースがあるかどうかを事前に計測しておく必要があります。余裕がある車種を選びましょう。
価格を比較
車いす収納装置の価格は製品や機能によって大きく異なります。
まとめ
いかがでしたか。 車いす収納装置は、車いす利用者の移動の自由を大きく広げてくれる優れたものです。
安全面では、吊り上げ能力重量の確認や車いすの固定、走行時の注意、メンテナンスなどにきちんと気を配る必要があります。
メリット・デメリットを理解した上で、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。そうすれば、車いす収納装置は間違いなく、車いす利用者移動の幅を一気に広げてくれるはずです。
それではまた皆様の快適なカーライフを全力でサポートしていきますので、お気軽にご相談ください。