ホンダ フリードに「ピラーリフト」を取り付け|車いすの積み込みをもっとラクに、もっと自由に

こんにちは、宮崎県都城市のスピードハウス野口です。
今回は、ホンダ フリードに車いす収納装置「ピラーリフト」を取り付けさせていただきました。
車いすを使用されている方にとって、車への乗り降りだけではなく、
「車いすをどうやって車内に積み込むか」
ということも、外出するうえで大きな課題になります。
特に手動車いすは、毎回持ち上げて車内へ収納する必要があり、車いすの重量によっては身体への負担も少なくありません。
今回取り付けたピラーリフトは、そんな「車いすを持ち上げる」という負担を軽減するための装置です。
■ 今回の車両はホンダ フリード
今回施工したのは、使い勝手の良いコンパクトミニバン、ホンダ フリードです。
フリードは、普段の買い物や通院、家族でのお出かけなど、日常生活で使いやすいサイズの車です。
Hondaからもフリードには車いす仕様車や助手席リフトアップシートなど、福祉車両の設定があります。
しかし、
「車いすに乗ったまま乗車する必要はない」
「今乗っているフリードをそのまま使いたい」
「車いすの積み込みだけをラクにしたい」
という方もいらっしゃいます。
そんな場合に選択肢となるのが、後付けできる車いす収納装置です。

■ 車いすを毎回持ち上げるのは大変
手動車いすを使用されている方から、よく聞くお悩みがあります。
「車いすを持ち上げるのが大変」
車いすは見た目以上に重量があります。
車への収納では、
- 車いすを車の近くまで移動
- 折りたたむ
- 持ち上げる
- 車内へ入れる
- 車内の適切な位置まで移動させる
という作業が必要になります。
これを毎日のように繰り返すとなると、身体への負担は決して小さくありません。
特に、
- 腰への負担が気になる
- 腕の力に自信がない
- 介助する家族の負担を減らしたい
- できるだけ自分で車いすを収納したい
という方にとって、車いす収納の方法を見直すことは非常に重要です。
■ そこで活躍するのが「ピラーリフト」
今回取り付けたのが、車いす収納装置「ピラーリフト」です。
ピラーリフトは、車両のピラー部分に取り付け、アームを使って車いすを吊り上げ、車内へ収納するための装置です。
車いすを人の力だけで持ち上げるのではなく、リフトを利用して収納することで、車いす積載時の身体的な負担を軽減できます。
ピラーリフトには2つ折りのアームが採用されており、限られたスペースの中でも車いすを車内へ誘導しやすい構造になっています。
また、操作しやすい位置にスイッチを設置することも可能です。
■ フリードに取り付けることで「車いす収納」が変わる
今回のフリードへの施工でも、重要なのは単純に装置を取り付けることではありません。
大切なのは、
「その方が実際に使いやすいか」
ということです。
車いすの大きさや重量、使用される方の身体状況、車両の室内スペースなどを確認しながら、使いやすい位置・動きを考えて施工します。
福祉車両改造は、単に部品を取り付ければ完成というものではありません。
「誰が、どのように使うのか」
を考えることが非常に重要です。
■ ピラーリフトを取り付けるメリット
① 車いすを持ち上げる負担を軽減
最大のメリットは、車いすを人の力だけで持ち上げる必要がなくなることです。
毎日の積み下ろしの負担軽減につながります。
② 介助する家族の負担軽減
車いす利用者本人だけでなく、家族や介助者にとっても大きなメリットがあります。
「車いすを積む」という作業がラクになることで、外出そのものへのハードルを下げることができます。
③ 今乗っている車を活用できる
「福祉車両に買い替えないといけないのかな?」
と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、身体状況や使用目的によっては、現在お乗りの車をベースに福祉車両改造を行うという選択肢があります。
④ 外出の自由を広げられる
これは私たちが福祉車両改造を行ううえで、特に大切にしている部分です。
車いすの収納が大変だから、
「今日は出かけるのをやめよう」
となってしまう。
それは、とてももったいないことだと思います。
車いすをラクに収納できるようになることで、
買い物に行く。
病院に行く。
友人に会いに行く。
家族で食事に行く。
ちょっと遠くまでドライブする。
そんな「普通のお出かけ」を、もっと自由に楽しんでいただきたいと考えています。
■ 福祉車両は「特別な車」ではありません
福祉車両というと、
「車いすのまま乗り込む車」
「大きなリフトが付いた車」
をイメージされる方も多いと思います。
もちろん、それも福祉車両の大切な形です。
でも、福祉車両改造はそれだけではありません。
例えば、
- 車いす収納装置
- 手動運転装置
- 左アクセル
- 回転シート
- 回転昇降シート
- 電動補助ステップ
- 手すり
- 車いす固定装置
など、その人の身体状況や生活スタイルに合わせて、必要な部分だけを改造することもできます。
今回のフリードも、
「車いすを安全かつラクに収納する」
という一つの課題に対して、ピラーリフトという方法を選択しました。
■ 「車いすを積むのが大変」と感じたらご相談ください
車いすを使用されている方や、そのご家族から、
「今の車をそのまま使いたい」
「車いすを積むのが大変になってきた」
「家族の負担を減らしたい」
「自分で車いすを積めるようになりたい」
というご相談をいただくことがあります。
車種によって取り付け方法や適合状況は異なります。
また、車いすのサイズや重量、使用される方の身体状況によっても最適な仕様は変わります。
そのため、まずは実際のお車と車いす、そして**「どのように使いたいのか」**を確認することが大切です。
■ スピードハウス野口は「移動の自由」をつくります
私たちスピードハウス野口が目指しているのは、単に福祉車両に改造することではありません。
目指しているのは、
「移動する自由を取り戻すこと」
です。
身体の状態が変わっても、
「もう車には乗れない」
「外出するのは大変だからやめよう」
と諦めるのではなく、
「どうすれば、この人はもう一度自由に移動できるのか?」
を一緒に考える。
それが、私たちの仕事だと考えています。
今回のホンダ フリードへのピラーリフト取り付けも、その一つです。
ホンダ フリードへの福祉車両改造をご検討の方へ
スピードハウス野口では、宮崎県を中心に、福祉車両改造・車いす収納装置・手動運転装置・左アクセルなどのご相談を承っています。
「この車に取り付けられる?」
「今使っている車を改造できる?」
「車いすを自分で積めるようにしたい」
「家族の介助負担を減らしたい」
など、具体的なご相談もお気軽にお問い合わせください。
車種や身体状況、車いすの種類などを確認しながら、その方に合った方法をご提案します。
「外出したい」を、あきらめない。
車を変えるだけではなく、
車を自分に合わせる。
スピードハウス野口は、福祉車両改造を通して、
一人ひとりの移動の自由をサポートします。
モビリティ・フリーダム。
あなたの「行きたい」を、もう一度。